出産祝いで一番嬉しかったのは、大きなパンダのぬいぐるみです。
ぬいぐるみ自体も可愛かったのですが、お母さんパンダのお腹に赤ちゃんパンダのぬいぐるみが3匹入っていて、出したり入れたりできるものです。
当時長女が3歳で、「お母さんがどうしても赤ちゃんに手を取られるから、お姉ちゃんが寂しくないように」と考えて下さったものです。
色々な物を頂いた中で、唯一お姉ちゃんのことを気遣ってくれたプレゼントが本当に嬉しかったです。
当時、お姉ちゃんがそういう状況になった事を親である自分も気づかなかったので、自分や周囲の家族にとっても、良い影響を与えてくれたと思います。
あれからもう２０年以上経った今でもそのぬいぐるみが家にあります。
これまでいろんなぬいぐるみが家にあったけど、引越しも何度もしたのに、そのパンダのぬいぐるみは何回も洗って今でも捨てられないのは、その方の気持ちが心に染みたからだと思います。
やはり、思いやる気持ちというのが一番大事だと思いました。